日本脳神経外科学会会員各位
平素より学会運営にご協力いただき誠にありがとうございます。
先般、本邦でも薬事承認および保険適応となりました難治性焦点性てんかんに対する脳深部刺激療法のレジストリを開始する運びとなりました。つきましては、本レジストリ研究へのご協力のお願いで、ご連絡させていただきました。
なお、本研究は、日本脳神経外科学会「学会主導研究」として理事会の承認を得た研究です。
近年、新規治療に関して承認後の実臨床における有効性と安全性の情報収集と評価が重要視されています。また、単施設または少数施設からの情報では国内全体の実態を把握することが困難であるため、多数の施設が参加するレジストリ研究が求められています。そこで、このたび日本脳神経外科学会の学会主導研究として、国内の多数の施設に参加していただく難治性てんかんに対する脳深部刺激療法のレジストリ研究を実施する準備を進めております。本手術を実施されている施設におかれましては、ぜひとも本レジストリ研究にご参加いただきますようお願い申し上げます。国内全体の状況を反映したレジストリ構築を目指しておりますので、可能な限り多くの施設のご参加を賜りますよう、重ねてお願い申し上げます。
本研究は、大阪大学を代表研究機関としてレジストリシステムを構築しております。また、倫理審査に関しましても大阪大学において一括審査をいたします。ご参加にご了承いただける場合は、2025年2月28日(金)までに、下記の連絡先までご一報いただけますようお願い申し上げます。
なお、すでに手術を実施された症例につきましても登録可能です。症例登録期間は2~3年を予定しており、各症例は術後2年までのデータ登録を想定しています。現在、代表研究機関(大阪大学)ですでに承認されており、ご参加いただける施設につきましては共同研究機関として変更申請で対応いたします。ご不明点やご質問がございましたら、研究事務局までお問い合わせください。
ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
代表研究機関・研究事務局:大阪大学大学院医学系研究科 脳神経外科学
連絡先:ant-dbs@nsurg.med.osaka-u.ac.jp 06-6879-3652
研究代表者:貴島晴彦
研究事務局責任者:谷直樹