類型 | |
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開催期間 | 2006年1月20日~2006年1月21日 |
開催場所 | さいたま市 |
会長 | 高橋宏 (都立神経病院脳神経外科) |
運営事務局 | |
運営事務局TEL | 042-323-5110 |
運営事務局FAX | 042-322-6219 |
運営事務局e-mail | ht4515@tmnh.fuchu.tokyo.jp |
ホームページ | http://jsfn2006.umin.jp/index.htm |
演題登録締切日 | 2005年10月25日 |
託児所 | - |
会場:さいたま市大宮ソニックシティー
パーキンソン病に対しては1992年のLaitinenのposteroventral pallidotomyに関する論文以来、世界各国で定位脳手術が再開されるようになり、さらにBenabidらによる視床下核DBS治療の報告以来、定位脳手術そのものが再び世界的に注目されるようになりました。 遅ればせながら国内では、2000年にDBS治療が保険収載され、以来燎原の火のようにDBS手術を行う脳神経外科施設が増加しつつあります。この様な、いわば治療のbreak throughが起きている時点で日本定位・機能神経外科学会を主催させて頂くことに対して、大きな期待と共に重大な責任を感じているところであります。本会におきましては定位脳手術に関する歴史的経過を振り返りつつ、まず足下をしっかり固めることが一番重要であると考えています。従って主題の1にまずDBS治療の長期成績を取り上げました。 また、DBS導入によりジストニアの治療も劇的な変化を遂げつつあり、ジストニアの多角的治療についても主題2として取り上げました。 第3の主題は頑痛に対する治療戦略です。頑痛治療に関しては未だ問題が山積していますが、臨床現場では、困難な状況の中でも頑痛に悩む患者さんの治療を着実に行っています。 少しでも、頑痛の治療がよい方向に進むようにという願いを込めて、主題として取り上げることに致しました。最後の主題は、再生移植医療の現在です。将来DBSを凌ぐ治療法として期待されているわけですが、研究のup-datedな知見を発表して頂きたいと思っています。本学会会員の皆様、および機能的脳神経外科に興味を持っている方々の積極的なご参加を期待いたしております。
※なお、領域講習の開催についてはこちらをご覧ください。