類型
開催期間 2015年4月11日
開催場所 名古屋市 ウインクあいち
会長 齋藤 清 (福島県立医科大学脳神経外科)
運営事務局
運営事務局TEL 024-547-1268
運営事務局FAX 024-548-1803
運営事務局e-mail neuro-s@fmu.ac.jp
ホームページ http://www.microsurgical-anatomy.jp/
演題登録締切日 2015年1月26日
託児所 -

本研究会は、2014年の第28回日本微小脳神経外科解剖研究会から一般演題も公募して学会形式で開催されています。これまで会の形式は発展的に変化してきましたが、根底に流れる微小脳神経外科解剖への想いに変わりはありません。解剖は生物学や生理学の基本であり、医療の原点です。特に微小脳神経外科解剖は脳神経外科医にとって必須の知識であり、この知識が日々の手術を安全で確実なものにしてくれます。また、脳機能も可視化できる時代となり、我々には高次機能を含めた脳機能解剖の理解も求められています。近年の画像診断の進歩により、機能画像を含めた多くの解剖学的情報を術前に取得することができ、手術シミュレーションも行うことができます。しかし、それだけでは手術はできません。微小解剖の知識や術前画像の評価、cadaver dissectionを含む手術トレーニング、さらには実際の手術経験、すべての積み重ねが手術の上達には必要です。
第29回の本会はメインテーマを「脳腫瘍に対するアプローチの比較と機能解剖」としました。教育セミナーでは代表的脳腫瘍を呈示し、各腫瘍に対して異なるアプローチを選択する演者に、機能解剖の観点も含めて講演していただきます。各アプローチの特徴を比較することで、解剖の知識や各アプローチの適応、手術のコツの理解が深まると思います。特別講演、教育講演、ランチョンセミナーでは、手術に必要な微小解剖、機能解剖について、種々の観点からご講演いただきます。もちろん、今回も微小解剖に関する一般演題を広く公募します。若手の先生を中心に多くの先生にご参加いただけますように、是非ともお願い致します。

※なお、領域講習の開催についてはこちらをご覧ください。