ヘルスケアICTベンダ 各位
(一社)日本脳神経外科学会 理事長
新井 一
「ICTのリアルタイム性を生かした医師対医師による遠隔医療の効果に関する調査研究」
参加のお願い
本学会の専門領域の中でも脳血管障害、いわゆる脳卒中は大きな領域を占めております。特にここ数年は、急性期脳梗塞に対するtPAを用いた血栓溶解療法のみならず機械的血栓回収療法が保健収載され標準治療となっております。しかし、この治療が有効なのは発症4.5時間(tPAによる血栓溶解療法)または8時間(機械的血栓回収療法)以内であり、発症から治療開始まで如何に時間を短くするかが課題となっております。そこで、「ICTのリアルタイム性を生かした医師対医師による遠隔医療の効果に関する調査研究」を計画しました。詳細は別添した研究計画書(簡易版と詳細版)をご覧いただきたいのですが、端的に申し上げると現在市販されている医療用モバイルICT機器を用いて、発症から治療開始までの時間を短くできることを証明し、将来的にこの領域の保健収載を目指すことを目的とした研究です。
そこで、医療用モバイルICT機器を取り扱っており、ご協力頂ける企業を応募したく、公募を行う次第です。
具体的な応募要項としては、
①研究活動の期間:2018年9月-2019年2月
②研究活動の概要:貴社が取り扱っている医療用モバイルICT機器を現在使用している医療機関と共同でデータ収集。
③応募期間:2018年8月29日-2019年9月21日
④応募方法:日本脳神経外科学会(jns@jnss.or.jp)へe-mailで「参加希望」と連絡
研究計画書詳細版(606KB)
研究計画案簡易版(304KB)
ご検討頂くように宜しくお願い申し上げます。